企業会計

 会計とは、金銭や物品の出納を、貨幣を単位として、記録、計算、管理などをすることをいいます。
 企業会計には以下の2種類があります。

財務会計

 財務会計とは、財務諸表(会計の情報をまとめた資料)を用いて、会社外部の利害関係に業績を報告するための会計です。

管理会計

 管理会計とは、会社内部の経営を効率化することを目的に行われる会計です。

企業会計原則

 企業会計には、以下の8つの原則があります。

真実性の原則

 企業の財務状態や経営成績に関して、真実な法則を求める原則をいいます。

正規の簿記の原則

 正確な会計帳簿を作成し、その会計帳簿に基づいて、財務諸表を作成することを求める原則をいいます。

資本取引・損益取引区分の原則

 資本取引と損益取引を明瞭に区分することを求める原則をいいます。

明瞭性の原則

 財務諸表の利用者が企業の情報に関する判断を謝らないように、わかりやすい方法で表示し、採用した会計処理の原則や手続を明らかにすることを求める原則をいいます。

継続性の原則

 1つの会計事実について、会計処理の原則や手続がいくつかある場合、そのうち1つをいったん採用したなら、原則として毎期継続して使用しなければならないという原則をいいます。

保守主義の原則

 予測される将来の危険に備えて慎重な会計処理を行わなくてはならない原則をいいます。

単一性の原則

 財務諸表の形式が多元でも、それを作成する際の会計記録は単一でなければならないことを求める原則をいいます。

重要性の原則

 重要性の高いものは厳密な会計処理、明瞭な表示をすることを要請し、重要性の乏しいものは簡単な会計処理や表示を認めるという原則をいいます。

会計ビッグバン

 会計ビッグバンとは、国際化・グローバル化の波に伴い、国際的に通用する会計基準にあわせる制度改革をいいます。
 国際的に通用する会計基準のためには以下のことに重点が置かれます。
・連結決算の重視
・キャッシュフロー計算書の導入
・情報開示(ディスクロージャー)
・時価会計

キャッシュフロー計算書

 キャッシュフロー計算書とは、一会計期間における資金(キャッシュ)の動きを表す書類をいいます。
 キャッシュフロー計算書では、キャッシュフローを営業活動・投資活動・財務活動の3つに区分します。

連結会計

 本社だけでなく、子会社、関係会社の財務数値を合わせ、企業グループとしての管理と開示を行う一連の会計上の手続き、考え方をいいます。
 連結会計を行う目的は、子会社を用いた粉飾決算を防ぎ、企業グループ全体の財務状況を明らかにするところにあります。

税効果会計

 税効果会計は、法人税等の額を適切に期間配分することにより、税引前当期純利益と税金費用を合理的に対応させることを目的とする会計上の手続きです。

時価会計

 時価会計とは、資産と負債の時価を定期的に再評価する会計上の手続き、考え方をいいます。
 時価会計が採用される前の会計システムでは、企業が運用する有価証券まで取得原価によって評価されていました。
 しかし、企業の経営成績の適正表示のためには、有価証券の運用成績が明らかにされるべきです。そのためには、時価評価による当期における損益を明らかにする必要があります。

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