各国の政治制度

 ここでは以下の国の政治制度について解説します。
・イギリス
・アメリカ

イギリス

 議院内閣制が採用されており、内閣の存立は議会の信任に基づきます。
 また、イギリスの憲法は明文化されておらず、さらに軟性憲法です。憲法改正も通常の法律の立法手続によってなされています。
 また、各国家機関については以下の通りです。

国王

 イギリスの国王は「議会の中の王」といわれます。形式的な任命権は持ちますが、国政上の機能は持ちません。「君臨すれども統治せず」という象徴的存在です。

議会

 イギリスの議会は、国内で最高の立法機関です。上院と下院の二院制が採られており、下院優越の原則が確立しています。

内閣

 議院内閣制が採用されています。
 内閣は議会の信任の上に存立しています。このため、内閣は議会(下院)に対して連帯して責任を負います。
 また、下院は内閣不信任決議ができます。この場合、内閣は総辞職するか下院を解散しなければなりません。

アメリカ

 アメリカの各国家機関については以下の通りです。

連邦議会

 アメリカの連邦議会は、国内の最高の立法機関です。上院と下院からなる二院制で、上院と下院の権限は原則として対等です。

大統領

 アメリカでは、議会よりも行政権が強大な権力を掌握しています。これが現れの一つが大統領制です。
 アメリカの大統領は、国民の間接選挙によって選ばれます。
 任期は4年で、3期連続で大統領になることは憲法によって禁じられています。
 大統領は国民に対して直接責任を負います。
 一方で、議会に対しては責任を負いません。そのため、議会は大統領の不信任決議権を持ちません。同様に大統領も議会の解散権を持ちません。

連邦最高裁判所

 アメリカの連邦最高裁判所は、判例によって確立された違憲審査権を持ちます。これは権力分立が確立しており、司法権の独立が保証されているからです。

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