選挙制度

 一般的に選挙区制度には、以下のものがあります。

小選挙区制

 小選挙区制は、1つの選挙区から1人の議員を選ぶ制度です。
 小選挙区制の長所には以下のものがあります。
・二大政党制となり政局が安定する
・選挙費用が節約できす
・候補者の情報を得やすい
 一方で、短所には以下のものがあります。
・死票が多くなる
・競争が熾烈になりやすい
・ゲリマンダリングが起こる可能性がある
 ゲリマンダリンングとは、選挙区を定める際に、その時の有力政党が自党に有利になるように区画を定めることをいいます。

大選挙区制

 大選挙区制は、1つの選挙区から2人以上の議員を選ぶ制度です。
 大選挙区制の長所には以下のものがあります。
・死票が少ない
・広い視野を持った候補者を得やすい
 一方で、短所には以下のものがあります。
・選挙運動の費用が増える
・小党分立により、政局が不安定になりやすい
・候補者についての情報を得にくい

比例代表制

 比例代表制は、個人ではなく政党を選ぶ制度です。
 比例代表制の長所には以下のものがあります。
・死票がなくなる
・民意を反映しやすい
 一方で、短所には以下のものがあります。
・小党分立になり政局が不安定になりやすい
・政党本位の投票がなされる

日本での選挙制度

 日本での国会議員を選ぶ選挙は以下の通りです。

衆議院:小選挙区比例代表並立制

・小選挙区300人、比例代表180人
・拘束名簿方式比例代表制であり、小選挙区との重複立候補が可能
・惜敗率により、小選挙区落選者が、比例区で復活当選できる
・2000年の改正により、小選挙区で有効投票総数の10%に満たない者は比例区で復活当選できなくなった

参議院:選挙区制及び非拘束名簿方式比例代表制

・都道府県選挙区146、比例代表96
・政党が用意する名簿には順位は付けられておらず、議席配分の中で、個人得票の多い順に当選者となる。
・選挙人は、政党名か個人名のいずれかを投票する

日本の選挙制度の歴史

 日本での選挙制度の歴史は以下の通りです。

1889年(明治22年):選挙法公布

・直接国税を15円以上納める
・25歳以上の男子のみ

1925年(大正14年):男子普通選挙法

・納税要件撤廃
・25歳以上の男子のみ

1945年(昭和20年):男女普通選挙

・婦人参政権の実現
・男女20歳以上

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