法とは何か?

 法とは、社会生活を円滑に営むための決まりをいいます。その決まりを守らない人に対しては、罰則などの一定の制裁が科せられます。

法と道徳

 法に似た言葉に道徳というものがあります。
 法と道徳は、どちらも人が社会生活においての行為規範です。
 法と道徳の違いは、強制力の有無であるという考えが一般的です。つまり、法は守らなくては罰則が科せられますが、道徳はその限りではないのです。

法実証主義と自然法思想

 法解釈には、法実証主義と自然法思想という2つの考え方があります。
 法実証主義では、正義や道徳といった形而上的な要素と法の必然的連関を否定します。つまり、法律で決まっているのならば、その法律が悪法でも守らなければならないという考え方をします。
 一方で、自然法思想では、人間の自然の本性あるいは理性に基づいて、あらゆる時代を通じて普遍的に守られるべき不変の法として、実定法を超越しているものが存在すると考えます。つまり、法律で決まっていても、その法律が悪法ならば法ではないと考えるのです。

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