普通地方公共団体

 普通地方公共団体とは、普遍的な地方公共団体をいいます。
 普通地方公共団体は、住民の生活に密着した事務を行う自治組織です。
 一定の土地や空間と住民、更にはこれらを取りまとめる自治権という要素をすべて兼ね備えた団体が普通地方公共団体です。
 普通地方公共団体には以下のものがあります。
・市町村
・都道府県

市町村

 市町村とは、普通地方公共団体の一つをいいます。
 市町村は、住民の日常生活に必要なサービスを提供します。
 市と町と村の違いは以下の通りです。

 普通地方公共団体が市になるためには、以下の要件を満たす必要があります。
・人口5万人以上
・中心的市街地に全戸数の6割以上である
・商工業その他の都市的な業態に従事する者及びそれと同一世帯に属する者の数が全人口の6割以上
・都道府県の条例で定める都市的施設その他の都市的要件を備えている
 市の中には特例を受けて大都市なるものがあります。大都市には、以下の3つがあります。
・指定都市(人口50万人以上)
・中核市(人口30万人以上)
・特例市(人口20万人以上)
 これら3つは、なるための要件(人口数)が違い、また権限委譲にも差があります。権限委譲とは、本来は都道府県が行うべき事務が、大都市に委譲されることをいいます。
 また、指定都市には行政区の設置義務があり、他の2つは設置できません。行政区とは市の中にある「中区」や「南区」というような地名の区画です(ただし東京23区だけは特別区なので違います)。

 町になるための要件は、属している都道府県がそれぞれ条例で定める「町」としての各要件によって変わってきます。

 村になるための要件はありません。市と町の要件を満たさないものが村となります

都道府県

 都道府県とは、普通地方公共団体の一つです。
 市町村を包括する広域的な地方公共団体をいいます。

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