地方自治法とは?

 地方自治法とは、憲法第8章の地方自治を実現するために作られた法律です。
 特に92条には、
「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。」
 とあります。

地方自治の意味

 地方自治とは、地方の政治は地方に任せるべきであり、その地方に住まう人々が行うべきという考え方をいいます。
 地方自治を現実のものにするのに重要なのが「地方自治の本旨」です。
 地方自治の本旨は、具体的には住民自治と団体自治の2つの要素から構成されています。

住民自治

 住民自治とは、地方自治が住民の意思に基づいて行われているという民主主義的な要素をいいます。住民自治は、中央の代表民主制を補完する役割を果たします。
 この住民自治は、以下の規定によって具体化されています。
・地方公共団体の長、議会の議員などの直接選挙
・地方自治特別法制定のための住民投票

団体自治

 団体自治とは、地方自治が国から独立した団体に委ねられ、団体自らの意思と責任の下でなされるという自由主義的な要素をいいます。団体自治は、中央政府の権力を抑制する役割を果たします。
 団体自治の内容には以下のものがあります。
・財産の管理
・事務の処理
・行政の執行
・条例の制定

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