社債の発行

 社債とは、会社法の規定に基づき会社が行う割当てにより発生するその会社を債務者とする金銭債権をいいます。

社債と株式の相違点

 株式は、株式会社の社員たる地位を付与するものです。
 それに対して、社債は、会社に対する債権であり、社債権者はあくまで債権者にすぎません。
 また、社債は、株式会社だけでなく持分会社も発行できます。

社債の発行

 募集社債に関する事項は、取締役会非設置会社の場合、取締役が決定します。
 一方で、取締役会設置会社の場合、一定の重要事項は決定は、取締役会の専決事項となります。

社債権者の権利

 社債権者は、謝意の期限到来時に償還(社債元本の返済)を受けます。
 それまでの間は、発行時に定められた利息の支払いを受ける権利を有します。

社債管理者

 社債管理者とは、社債権者のために、弁済の受理、債権の保全などの社債の管理について委託を受けた者をいいます。
 社債を発行するときは、原則、社債管理者を定めなければなりません。
 社債管理者は、社債の弁済を受け社債にかかる債権の保全のために必要な一切の裁判上又は裁判外の行為をする権限を有します。

社債権者集会

 社債権者集会とは、社債契約の内容変更等の社債権者の利害に重大な関係を有する事項につき決定するために招集される、臨時的な合議体をいいます。
 社債権者は、その有する社債金額の合計額に応じて議決権を有します。
 社債権者集会の決議は、裁判所の認可を受けなければ、その効力を生じません。

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