会計参与

 会計参与とは、取締役・執行役と共同して、計算書類等を作成する者をいいます。
 株式会社は、定款の定めるによって、会計参与を置くことができます。

資格

 会計参与は、専門性の確保のため、以下の資格を持つものでなければなりません。
・公認会計士
・監査法人
・税理士
・税理士法人
 また、株式会社またはその子会社の取締役、監査役、執行役、支配人その他の使用人との兼任は禁止されています。

選任・任期・終任

 株主総会の普通決議によって選任されます。
 決議方法などは、取締役とほぼ同様です。
 また、任期・終任についても取締役とほぼ同様です。

権限

 会計参与の主な職務権限は以下の通りです。
・計算書類の取締役などとの共同作成
・会計参与の職務を行うため必要がある場合における会社もしくは子会社の業務および財産状況の調査権
・株主・監査役・監査役会への不正行為の報告義務
・株主総会における計算書類の説明義務
・計算書類の備置き・開示

会計参与の責任

 会計参与は、会社および第三者に対し、取締役と同様の責任を負います。特に、計算書類の虚偽記載に基づく第三者に対する責任は会計参与に立証責任が課せられています。
 定款の定めで、責任限定契約を締結しても、会社に対する責任が一部免除されているだけです。第三者に対する責任が免除されるわけではありません。第三者に対する責任を免れるためには自らの無重過失を立証しなくてはなりません。

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