会社法

 会社法とは、会社という企業体の設立、組織、運営および管理を規律する法律をいいます。
 会社とは、複数のものが共同して事業を営む共同企業の1つで、会社法によって成立が認められた法人をいいます。
 新会社法は平成17年6月に成立しました。
 これは旧商法の第2編「会社」や、有限会社法、商法特例法などを現代化したものです。

会社の性質

 会社は、以下の性質を持っています。
・法人性
・営利性
・社団性

法人性

 会社が法人であることは、明文化されています。
 会社は、法定の手続が履行されると、当然に法人格が付与されます。
 法人とは、法律によって人と認められ権利・義務の主体となりうる、自然人以外の者をいいます。
 しかし、法人は自然人と違い、法人の特色に基づいて以下のような制限を受けます。

性質による制限

 法人には、生命や身体がないため、生命・身体に関する権利、身分上の義務などを与えられません。

法令による制限

 法人は立法政策上認められるものです。そのため、法令上の制限があれば、その範囲においてのみ権利を有し、義務を負います。

定款所定の目的による制限

 会社は、定款に定められた目的の範囲内において権利能力を有すると解釈されています。

営利性

 営利性とは、対外的な企業活動で利益をあげ、それを構成員に分配することをいいます。
 利益の構成員への配分は、余剰金の配分または残余金の配分という形で行われます。

社団性

 社団とは、共同の目的を有する複数人の結合体をいいます。
 しかし、会社の中には社員が1人の会社もあります。これを一人会社といいます。一人会社も社員の加入などによって社員が複数となる可能性があります。よって、潜在的には社団であるといえます。したがって一人会社も社団性が認められます。

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