【キャラモデリング】11:マテリアルの設定

 前回までの記事で、メッシュの編集(モデリング)は完了しました。
 しかし、今の状態では色も何もついていない人型の塊にすぎません。
 そこでここからは作成したメッシュオブジェクトに色やテクスチャをつけて見た目を良くしていきます。
 まず、メッシュオブジェクトに色を付ける作業からやってみましょう。
 Blenderでメッシュオブジェクトに色を付けるためにはマテリアルという機能を使います。
 マテリアルとは読んで字のごとく素材を設定することをいいます。
 マテリアルを設定するためには、まず、オブジェクトモードでマテリアルを設定したいオブジェクトを選択します。
 ここではまず肌のマテリアルを作ってみましょう。
『001.body』(体)のオブジェクトモードを選択してください。
 そのうえで、プロパティモードのパネルにあるマテリアルタブを選択します。
 次にマテリアルの設定パネルにある『+』ボタンを押し、マテリアルスロットを追加します。マテリアルスロットとは、マテリアルを割り当てるためのスペースだと思ってください。マテリアルスロットを追加しただけではまだマテリアルは設定されていません。この場合、新しくマテリアルを作るので『新規』をクリックしてください。これで新たにマテリアルが設定されました。

 新規に設定されたマテリアルは以下の図のようにプレビュー画面で灰色になっているかと思います。

 灰色だと肌の色っぽくないので、『ディフューズ』の項目をクリックして、カラーパレットから肌色を選択します。マテリアルタブでは影に関する設定もできますが、影に関しては後々テクスチャで作成するのでここでは『シェーディング』の項目にある『陰影なし』にチェックを入れます。また、マテリアルの名称は分かりやすく『skin』にしておきます(名称の部分をダブルクリックすれば変更できます)。

同一オブジェクト内に違うマテリアルを設定する

 さて、『001.body』のオブジェクトは肌だけでなく、まつ毛もモデリングされていいます。また、セーラー服なので脚にソックスを履かせたい場合もあるでしょう。つまり、同一のオブジェクト内で違うマテリアルを複数個設定する必要があるのです。
 同一オブジェクトに違うマテリアルを設定する場合は、まず、『+』ボタンをクリックします。すると新しいマテリアルスロットが作られるので、『新規』をクリックします。

 肌のときと同じ要領で、今度はまつ毛の色のマテリアルを作ります。『ディフューズ』のカラーパレットからまつ毛の色を選び、『陰影なし』にチェックを入れます。また、マテリアル名は『eyelashes』にしておきます。

 次に、『001.body』のオブジェクトを選んだ状態で編集モードに移ります。
 編集モードでまつ毛のマテリアルに変更したい面を選択します。

 変更したい面を選んだ状態で、マテリアルタブのパネルにある『割り当て』をクリックします。これでまつ毛のマテリアルを割り当てることができました。

 同じ要領で、ソックス(脚)のマテリアルも変更しておきましょう。

同じマテリアルを再使用する

 次は髪のマテリアルを設定します。
 下記の図のように、このモデルでは髪のオブジェクトが3つあります。

 この場合、髪用のマテリアルを3回作らなければいけないかと言われれば、そうではありません。一度作ったマテリアルは再使用可能です。
 まず、髪用のマテリアルを、これまでのやり方で一つ作り、『005.hair.000』(前髪)に設定します。マテリアルの名称は『hair』にします。

 次に、『005.hair.001』(後頭部)のオブジェクトを選択します。この状態でマテリアルタブ内の『+』ボタンをクリックします。すると、マテリアルスロットが作られます。

 次にマテリアルスロットの左下の項目にある上下の矢印のついたアイコンをクリックします。
 すると、これまで作ったマテリアルの一覧が表示されます。

 この中から先ほど作った髪のマテリアルである『hair』を選択すると、前髪と同じマテリアルが後頭部にも設定されます。

 同じ要領で、『005.hair.002』(ポニーテール)にも『hair』マテリアルを設定しましょう。

すでにあるマテリアルをコピーして別のマテリアルにする

 次に眉毛にマテリアルを設定してみます。
 眉毛を編集するのに邪魔なので、『005.hair.000』(前髪)は非表示にしておきます。

 さて、眉毛には髪と同じ色のマテリアルを設定したいと思います。ただし、色が同じなだけで新しく『eyebrows』という名称の別マテリアルにしたいです。
 この場合、まず、眉毛に対して『hair』マテリアルを追加します。このままでは、また髪と同一マテリアルなので、これをコピーします。
 以下の図の赤枠のボタンをクリックします。

 すると髪のマテリアルだったものが、『hair.001』と変化します。
 これで髪のマテリアルだったもの(『hair』)が別のマテリアル(『hair.001』)になりました。あとは、この『hair.001』を好きな名称に変更します。ここでは、『eyebrows』にします。

目のマテリアル

 目のマテリアルには『eyes』という真っ白なマテリアルを設定しておきます。
 これだけでは白目だけですが、黒目部分に関しては次の記事『テクスチャを設定しよう』で解説していきますので保留とさせてください。

他のマテリアルの設定

 以上で現段階における基本事項の解説は終了です。あとは、他のオブジェクトに関して、それぞれ単一の色を割り当てていきます。
 セーラー服に関しては白一色なのは問題な気もしますが、セーラー襟の色などはテクスチャの方で設定していきます。
 また、『001.body』のオブジェクトに隠れている口の中のマテリアルの設定を忘れないようにしましょう。

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