【キャラモデリング】02:下絵の設定

 前回の記事で下絵を準備しました。
 この記事では、用意した下絵をBlender側で設定する方法を解説していきます。
 下絵を設定する前に、Blender内での単位系の設定を行います。
 デフォルトの状態では、Blender内では長さの単位は確定していません。つまり、『2』という長さのオブジェクトを配置した場合、それが『2ミリメートル』なのか『2メートル』なのか、それとも『2インチ』なのかが分からないのです。
 これだと作業しづらいので、プロパティモード内にある『シーン』タブの『単位』パネルから『メートル法』を選びます。

 これにより、長さの単位が『メートル』であることが確定しました。

下絵用のガイドオブジェクト

 さて、下絵を設定するにあたって、人物の身長が分からないと合わせるのが困難です。
 そこで一度、人物の背の高さのオブジェクトを用意して、そこに下絵を合わせていくという方法を取りたいと思います。
 まず、デフォルトの状態では3Dビューにパースがついていますが、それだと作業しづらいので一旦オフにします。テンキーの『5』でパースのオン・オフ(透視投影か平行投影か)を切り替えられます。

 3Dビュー画面の原点に立方体オブジェクトを呼び出します。デフォルトではすでに立方体オブジェクトが出ているかと思いますが、もしも消してしまっていたらヘッダー内にある『追加』から再配置します。
 ここで注意すべきことは、3Dカーソルの位置です。3Dカーソルの位置にオブジェクトは呼び出されますので、3Dカーソルの位置がズレていた場合はキーボードのNキーで開閉できる画面右のパネルから、3Dカーソルの位置を原点(XYZ全てが0)になるように設定します。

 さて、立方体を配置したら、次に『編集モード』に切り替えます。

 編集モードにした状態で、立方体の下面を右クリックします。すると下面を選択できます。この状態で、画面右のパネルの『トランスフォーム』内にある中点のZを『1m』から『0m』にします。すると、下面が原点にピッタリと合います。

 次に、立方体の上面を右クリックして、同じく『トランスフォーム』内にある中点のZを『1.6m』にします。

 これで、下絵を設定する際のガイドが出来上がりました。
 今後の作業のために『オブジェクトモード』に戻しておきましょう。

下絵の設定

 さて、下絵の設定です。
 下絵の設定は、画面右のパネルの中にある『下絵』の項目から行えます。
 まずは、『下絵』の文字の左にあるボックスにチェックを入れます。

 この状態で、『画像を追加』を選択すると、下絵の設定項目が現れます。この中の『開く』をクリックすると画像を選択できるので下絵のファイルを呼び出します。
 まずは正面図を呼び出してみましょう。
 下絵を呼び出した状態で、テンキーの『1(正面)』か『3(右側面)』か『7(上面)』を押すと、下絵が表示されます(パースが入っていると下絵は表示されないので、まだ切っていない場合はテンキー『5』でオフにしましょう)。
 すると、当たり前ですが一発ではガイド用の立方体オブジェクトとピッタリの画像にはなりません。なお、呼び出したままの状態では、下絵はオブジェクトより後ろにありますが、これだと作業しづらいので下絵が前に来るように設定します。

 そこで、下絵のサイズや位置を調整していきます。サイズと位置の調整は以下の項目で行います。納得のいくまで各自で調整してください。

 ただし、この状態だとテンキーの『1(正面)』が『3(右側面)』か『7(上面)』のどれを押しても正面図が出てきてしまいます。これだと都合が悪いので、『座標軸』の項目から『前』を選択してテンキーの『1(正面)』のときだけ正面図が出るように設定します。

 再び『画像を追加』ボタンを押して、側面図(必要なら上面図)についても同じように設定していきます。
 側面図なら『座標軸』は『右』で、上面図なら『上』となります。

 ここまで出来たらガイド用の立方体は不要です。削除するなり、非表示にするなりして邪魔にならないようにしましょう。

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