【キャラモデリング】01:下ごしらえ

 これから何回かに渡って、二次キャラな3DモデルをBlender(と少しの無料利用できるソフト)で作る方法を解説していきます。
 なお、最終的には以下のようなキャラクター3Dが完成します。

 全体の目次は以下の通りです。あくまでモデリングとテクスチャ設定までの解説であり、リギング等の解説はまた別の機会ということで(リクエストがあったら考えます)

 さて、千里の道も一歩からというわけで、キャラクターの3DCGを作ろうにもデザインがないと何もできないので「こんなキャラを作りたい!」という妄想をイラストに描いてみます。
 ……と、さらっと言うのは簡単ですが、この記事をお読みの人の中には『そもそもイラストが描けないから困っているんだ!』という人もおられるかもしれません。
 そこで、上記のようなデジタルイラストではなく、超ざっくりとした落書きレベルのものでもいいのでまず妄想を出力してみます。
 アイデアスケッチなんて自分のためのメモなので、基本的に何がやりたいのか分かれば問題ない……はず。
 とりあえずでもいいので、全体の方針が決まったら、3DCGを作る上での下絵を用意します。本当なら衣装や髪がきちんと描かれているキャラクターの正面図と側面図が欲しいところではあります。
 しかし「それができれば苦労せんわ!」という人もいるでしょう。なので、今回は衣装と髪を取り払ったざっくりとした人体の正面図と側面図、余裕があるなら上面図を用意します。

 見ての通り、3Dの人体モデルです。
「3Dでキャラをつくりたいの、3Dの人体モデルがないとできない」というのは、いささかおかしな話ですが、イラストが描けない場合は既存のものを利用していくのは有効な手段だと思います。

デザインドールの利用

 さて、上記の3Dモデルの画像を用意する方法ですが、以下のサイトにアクセスして『デザインドール』というソフトを入手します。
https://terawell.net/terawell

 このソフトは人体の3Dモデルの画像やデータを出力できるソフトです。ダウンロード自体は無料で行えますが、データの保存や3Dデータの外部出力には有料ライセンスが必要となります。
 一番良いのは代金を支払ってライセンスを得るって手ですが「どうしてもタダで3Dキャラを作りたいんだ!」という人は、以下の方法で画像を用意します。
 まず、ソフトを立ち上げて、人体のバランスを整えます。顔の形、首の太さ、胸の大きさなどは以下のタブから調整できます。

 次に、ポーズタグを選んだ状態でデリートキーを押します。

 すると、人体モデルが十字状のポーズを取ります。

 ただし、これだけでは手の指が曲がっていてモデリングの際に都合が悪いので手のタグを選択し、指をまっすぐに伸ばします。

 この状態でカメラビューを開きます。画面左端の矢印アイコンをクリックします。

 するとカメラ設定に関するパネルが出てくるので、以下のように調整します。
 まず、『パース』タグを選び、『平行投影』を選びます。世の中には「パースをつけた状態で3D人体を作るべきだ」という方法もありますが、ここでは平行投影で作っていきます。

 次に『カメラ』タグに戻り、以下のように数値を設定します(もしかしたら使用しているモニターなどによって人体の縦位置の調整が必要かもしれません)。これが正面図の設定です。

 この状態でファイルから『画像を書き出す』を選択し、任意のサイズで画像を出力します。ちなみに私は4000×4000という正方形で出力しました。

 同じように以下の設定で側面図を書き出します。

 必要と感じたら、以下のように上面図をつくるのもありかもしれません(なお縦回転は89度が限界みたいです)

 以上の画像を元に、3Dキャラ用の人体モデルを作っていきます。
 なお、再度書いておくとライセンスを入手すると、画像だけではなく3Dデータも出力できます。出力した3DデータをBlenderでインポートして、それをガイドにモデリングできるようになります(その点について各々の財布とご相談くださいませ)

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